当院における手術について
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当たり前のことですが、人と同じように動物にも“感情”があり、私たちと同じ“生命”を持っています。家の中にいるワンちゃんも、外で寝ているネコちゃんもみんな同じ“生命”です。手術を行う際、動物の場合“術前検査・・・”というと意外にも驚かれる方が多いのが事実です。人医療がそうであるように、獣医領域においても100%安全な麻酔はありません。ゆえに死亡する可能性も0%ではありません。当院ではそういった危険性を少しでも最小限にするため、避妊、去勢手術の際でも術前検査(血液検査やレントゲン検査など)を行うようにしています。手術には術前検査のほか点滴用静脈針(留置針)設置や抗生剤、鎮痛剤、止血剤等の投薬。手術室の準備、手術器具の滅菌、手術後の動物の管理などたくさんの過程があります。そのため当院では一日に複数回の手術は行っておりません。人それぞれ色々な考え方があると思います。病院の取り組み方もそれぞれ異なります。一番大切なのは、その子の“生命 (いのち)”。その“生命”を守るために最善を尽くすこと。きちんとすること。それが私たちが出来る患者さんへの誠意。そんな思いで診療を行っています。 獣医師 津山慎吾
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ペットの不妊手術については、多種多様な考えがあります。人は自身に置き換えて考えがちですが、ここでは獣医学的知見から不妊手術の必要性についてお話いたします。将来この仔の赤ちゃんが欲しいというお考えの人はもちろん不妊手術の必要はありませんが、そういった繁殖の希望がない場合は不妊手術を考える機会があると思います。 近年、犬の乳腺腫瘍の発生率は全腫瘍の52%と最も多発する腫瘍となっています。この乳腺腫瘍の発生は、初めての発情出血までに避妊手術を受けることで0.5%以下と格段に低下させることが出来ます。 また子宮蓄膿症、前立腺がんなども致命的な疾患です。このような病気の予防には不妊手術が最善とされています。 手術の時期は、個体差にもよりますがおおよそ生後6ヶ月前後が最適でしょう。体力も生理的機能もしっかりし、手術後の回復も早期になります。 |
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◆将来予想される子宮疾患、乳癌の予防になります。最近では分離不安症の予防にもなるといわれています。 ◆子猫(子犬)を生まなくなります。 当然里親探しといった苦労や迷い猫・犬の存在が少なくなります。 ◆発情が無くなりますので、近所に迷惑をかけたり、うるさく鳴いたり、落ち着きが無くなったりしなくなります。 ◆雄がいっぱい寄ってきて騒ぐことがなくなります。 ◆野良猫・野良犬に餌を与えている方には合理的・経済的です。 ◆性格がおとなしくなるので、近所迷惑になりません。 ◆飼うことが出来ない野良猫・犬を減らす事が出来ます。 |
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◆発情による連続したストレスを防止する事が出来ます。 ◆将来予想される前立腺肥大、肛門周囲腺腫、癌といった病気の予防になります。 ◆自分のなわばりであることを示す為の排尿(スプレー行為)をかける事がなくなります。 ◆雄同士の勢力争いで喧嘩をする事がなくなり、怪我をすることも激減します。 ◆ご近所の雌猫に子を産ませて、問題を起こす事がなくなります。 ◆雌猫を求めて家出し、そのまま行方不明になる事がなくなります。
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